反抗期とは

あいのうらいん

2015年09月04日 18:35

ご紹介したい本があります。
「母親の貫録」
著者 三石由起子



幼児教育から生涯教育、受験指導の全般の教育に関わり、三石メソード主宰の
三石由起子氏のご著書です。

教育現場の叩き上げであり、
子どもを育て上げた母親でなければ書けない文章です。

昨今の口当たりの良い子育て論をバッサリと一刀両断し、辛口の行間に愛情が溢れています。

反抗期について書かれているページを引用します。

【反抗期は「家庭内家出」ということ】
家の中で家出している状態が、親にとっての反抗期に見える時期なのだろう。
そうとするなら、家出している子なのだから見なくても良いのである。

言葉をかけても声も届かず、返事もしないのは当然のことなのだ。
子どもの返事をまったく期待せず、
一方的に独り言のように、いつまでも声をかけ続けることができる母親は上出来だ。

「子どもが口をききません」
「当り前ですよ、今、家出中なのですからね」
こういう状態だ。

そんな時期はそう長くは続かない。
1年も経てば、子どもは1年分成長するのである。

子どもが本当に家出したら、と仮定してみれば今がどんなに無難な状況であるかが知れるだろう。
反抗期という「家庭内家出」は、誰もが通る道なのである。

お読みになった保護者の方は、教室でお会いした時、感想などお聞かせください















関連記事