フラッシュカードの配慮

あいのうらいん

2015年06月24日 15:04

時々、カードではなく、講師の表情をジーッと見ている生徒さんがいます。

その時、講師がカードの高さを調節し、顔を見えなくしたり、声の抑揚を変えたり、意図的にスピードのアップ・ダウンをしたりと、
カードに集中できるよう、いろいろと配慮しています。

しかもお母さんに
「カード見なさい」
と注意される前にさりげなく、使っているテクニックです。
講師に生徒を「見る」力がないとできない技です。

生徒さんも注意されることなく、スムーズにレッスンが進行できます。

小さな生徒さんには、全部が全部楽しいカードでは無い場合があります。
集中して見ている時は、
「良く、みてたね~!」
褒めてあげてくださいね。


そしてフラッシュカードは右脳だけではなく左脳的なアプローチにも効果があります。
言葉が沢山インプットされ語彙数が豊かになります。

沖縄の子は語彙数量が他県に比べて圧倒的に少ないです。
知り合いの園長先生からお聞きしたところ、県外の子どもに比べ、就学時には1年半くらいの差があるそうです。

ご家庭では、読み聞かせをうんとしてあげてください。
語彙数が増えますし、親子のコミュニケーションや創造力も高くなります。

そして、ご家庭で夫婦の言葉のキャッチボールを見せるのはもっと大事ですね。

語彙数の豊かさは、心も豊かにします。


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